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PHP 7.3.29リリース対応 PHPセキュリティ保守サービス パッチ配布開始

ESIのPHPセキュリティ保守サービス(PHP 5.2〜7.2対応)では既知のセキュリティ問題を修正した古いバージョンのPHPをご利用頂けます。PHPプロジェクトによるPHP 7.2のメンテナンス期間は2020年12月のリリースで終了しました。今後、PHP 7.2以下の利用を継続されるには既知のセキュリティ問題を修正したPHPを利用する必要があります。

以下はPHP 7.3.29に対応したPHPセキュリティ保守サービスのリリースノートです。

 

PHP 7.3.29

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Core: 
  Fixed bug #81122: SSRF bypass in FILTER_VALIDATE_URL. (CVE-2021-21705)

InputフィルターのFILTER_VALIDATE_URLが不正なURLを妥当なURLとして処理する。

PHP 5.2以降

■ 互換性 
問題無し

■ 影響 
parse_url()などと組み合わせた場合、ドメイン名に攻撃者の設定したドメイン名を設定でき、セキュリティフィルター 
を回避できる。


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PDO_Firebird: 
  Fixed bug #76448: Stack buffer overflow in firebird_info_cb. (CVE-2021-21704) 
  Fixed bug #76449: SIGSEGV in firebird_handle_doer. (CVE-2021-21704) 
  Fixed bug #76450: SIGSEGV in firebird_stmt_execute. (CVE-2021-21704) 
  Fixed bug #76452: Crash while parsing blob data in firebird_fetch_blob. (CVE-2021-21704)

メモリ破壊問題により任意コード実行やシステムのクラッシュが可能になる。

PHP 5.2以降

■ 互換性 
問題無し

■ 影響 
任意コードを実行されたりサービス不能状態となる可能性がある。